
3秒あたりの矢印部分に注目してください。
手袋が黄色くなるほどの花粉量でした。
他の一般的なヨモギと比較すると、おそらく何倍もの花粉量であると予想されます。このあたりが多年草と一年草の違いの1つかもしれません。

信頼できそうな資料には「どこにでも自生している」様な記述を散見する。私は、3年以上仕事や旅行で行く先々の山海川高架下など様々な場所を探したのですが、自然環境で自生している姿を見つけることはできませんでした。ヨモギの美容健康効果を調べていく過程で、近年の新たな効果が期待され研究が続く可哀想な和名のヨモギ「クソニンジン」について自ら栽培して研究することにしました。

3秒あたりの矢印部分に注目してください。
手袋が黄色くなるほどの花粉量でした。
他の一般的なヨモギと比較すると、おそらく何倍もの花粉量であると予想されます。このあたりが多年草と一年草の違いの1つかもしれません。
指で触れると花粉で指先が黄色くなるほど大量の花粉が舞い散る

色や形はこんな感じ

花のサイズは1.5mmから2mm程度

拡大するとこんな感じ


早い株は花が満開になってきたが、少し遅れて他の株も花が見えるようになってきた。
しかし、2回のベランダに頭がくっついてしまったため部屋の中に移動した一番大きな株(約2m10cm)は小さな蕾しかできておらず花が咲く気配はない。
よもぎは夜に光があたると花が咲きにくいらしいという論文を見たことがあるが、部屋の中は外より明るい時間が多いことが影響しているのかもしれない。
日照量については西日のあたる場所に移動しているので減少しているとはいいきれない。
雨の日の夜に撮影してみた。


とにかくすごい量の花粉で窓を開けると家の中が黄色くなる。
手で触れると黄色い花粉がたくさん付着する。
花同士が受粉しやすいように他の株と葉っぱが絡まって離れない。


ほとんどの株はまだ蕾ばかりだが、1つだけ花が咲きはじめた。

そろそろ花が咲くのか蕾が目立ちはじめた。

近所にやたらカメムシがいるので仕方ないが5分ほどで飛んでいった。
こちらは小さい方(株分せずに放置してみた)

葉と葉が絡むと丁寧に1つずつ外していかないと、無理に引っ張ると葉がちぎれてしまうほど強く絡まる。
これは花が咲いた時に受粉しやすいようにするための構造かもしれない。(クソニンジンは風媒花である)

小さい株と大きな株の背丈を測ってみた。
まだ成長している8月下旬でこの状態・・・。
小さくても1.3mで大きなものは2メートルを超える可能性がある。
他の株の背丈を見る感じでは平均的には1.5m前後と予想する。

集合住宅の1階のベランダで栽培しているが、朝から13時くらいまでしか直射日光があたらない。西陽がまったく当たらない場所だが成長にはまったく問題がなようだ。気になるのは、お2階さんのベランダにつかえてしまわないかどうかだが・・・。
葉の形は大きく2種類に分かれる。


写真上のような「綺麗に広がった葉」
写真下のように「小さく細い葉(丸まってる葉も)」

